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マンモグラフィーサンデー

「マンモグラフィーサンデー」とは?

より乳がん検診を受けやすい環境づくりを目的とした取り組み

これまでも自治体で乳がんにおける無料検診を提供していましたが、これらの検診は医療機関が開いている平日に行われることが多く、仕事や育児、介護などの都合で受けることができないという人がたくさんいました。

そこで、平日病院に行くことが難しい女性のために、多くの人が休みである日曜日に乳がん検診を受けられるようにと設けられたのが「ジャパン・マンモグラフィー・サンデー(J.M.S)」です。

乳がんは、早期発見によって早期治療ができれば、ほとんどの場合治すことができるといわれています。

多くの女性が定期的に乳がん検診を受けられるような環境づくりを目指す取り組みとして始まりました。

マンモグラフィーサンデーは、毎年10月の第3日曜日に設けられており、2018年であれば10月21日の日曜日に提携医療機関で行われます。

ちなみに、マンモグラフィーサンデーを行っている提携医療機関は、全国になんと407施設もあるのです。

マンモグラフィーサンデーの存在を知らなかったという人も多いようですが、医療業界では大きく展開されている取り組みなのですね。

「マンモグラフィーサンデー」の認知度

マンモグラフィーサンデーは比較的新しい取り組みということもあり、その存在を知らなかったという人もたくさんいます。

しかし、2018年の8月に「ちびまる子ちゃん」の作者であるさくらももこさんが、乳がんによって53歳という若さで亡くなったことをきっかけに、マンモグラフィーサンデーが注目されるようになってきたそうです。

SNSでは「#マンモグラフィーサンデー」のタグで情報が拡散されたり、公式サイトの情報が拡散されるなどして、その認知度がどんどん高まってきています。

マンモグラフィーサンデーの存在を知った人は、日曜日でも検診が受けられることに新しい驚きと喜びを覚えている様子。

乳がん検診に対する意識が高まったという人も多いのだとか。

マンモグラフィーサンデーの利用者について

マンモグラフィーサンデーを利用した人の年代など

マンモグラフィーサンデーに賛同している提携医療機関は全国に407施設ありますが、その中でももっとも提携医療機関が多いのが関東地方、次に関西、九州沖縄と続きます。

実際にマンモグラフィーサンデーを利用して乳がん検診を受けた女性の年代でもっとも多いのが、40〜49歳の女性、次に50〜59歳、20〜29歳となっています。

検診を受けた女性の職業は、就業中の人がもっとも多く全体の7割強、次に専業主婦、学生と続いています。

マンモグラフィーサンデーの存在を知った経緯は、自治体の広報を見てという人がもっとも多く、その次に「病院のポスターを見て」という人が多いです。

自治体の広報を見て、というところで、受診者の年代が理解できるような気がしますね。 各自治体ではいろいろな検診や、その他にも役立つ取り組みを行っていますので、こまめに目を通すことをおすすめします。

広報誌が新聞と一緒に配達されることもありますし、新聞を取っていない場合はお店や図書館など公共施設に広報誌が置いてあることも多いので、是非チェックしてみましょう。

マンモグラフィーサンデーを利用した人の声

実際にマンモグラフィーサンデーを利用して乳がん検診を受けた人からは、「子どもが小さいので平日だと動きにくいけれど、日曜であれば夫に子どもを預けられるので助かった」という声や、「平日は仕事があるので日曜日だと助かる」という声がたくさん寄せられています。

また、毎年10月の第3日曜日と決まっているので覚えやすく、毎年忘れずに受けることができそうだという声も見られました。

医療機関からみたマンモグラフィサンデーについては、日曜日の検診だけれど年に1回なので大きな負担にならないこと、また日曜のほうが外来がいないため丁寧に作業できたという声がたくさんありました。

また、日曜の開催だと通常の検診では来院が少ない年代の人が来てくれるので、技術の向上につながったという声もあったようです。

医療機関にとっても、乳がん検診においてよい影響が出ていることが伺いしれますね。

マンモグラフィーサンデーで行なわれる検査について

マンモグラフィーとは

マンモグラフィーは、乳房を専門に撮影するためのレントゲン検査です。

通常のレントゲン検査では乳房の細かいところまで確認することができませんが、マンモグラフィーであれば詳しく乳房の状態を診ることができます。

マンモグラフィーの器械に乳房を挟み込むようにして、上下、左右の各方面から2回ずつ、計4回乳房の撮影を行ないます。

マンモグラフィーのリスク

マンモグラフィーは放射線を使用して撮影しますが、マンモグラフィーによって発せられる放射線は人体への影響はほとんどありませんので、通常の人であれば心配することはありません。

ただし、妊娠中の方は事前にその旨を担当者に伝える必要があります。

マンモグラフィーは乳房を器械に挟み込むので、人によっては乳房を圧迫される痛みを感じることがあり、その点がリスクといえるかもしれません。

とはいえ、マンモグラフィーによって乳房の形に影響が出たり、痛みが続くということはありませんので安心してください。

マンモグラフィーを受ける頻度

マンモグラフィーによる乳がん検診は、できれば年に1回、少なくとも2年に1回のペースで受けることが望ましいです。

その際には視触診での検査も合わせて受けることでより乳がんの早期発見につながります。

超音波併用検診が安心

マンモグラフィーでもかなり詳細に乳がんの有無を調べることができますが、より確実に検査したい場合には、超音波検査と併用することでさらに発見率が高まるといわれています。

あるクリニックでは、マンモグラフィーと超音波それぞれの方法で乳がん検診を行なうよりも、併用したほうが7%も陽性発見率が上がったというデータがあります。

乳がんの遺伝率は5〜10%ほどだと言われていて、必ずしも遺伝要素が大きいということではありませんが、心配だという人は、マンモグラフィーと超音波検診を合わせて受ける、もしくは1年ごとにそれぞれの検診を受けるなどすると、より確かな検査ができるかもしれません。

参考:(PDF)当クリニックで一次検診を受けた乳がん例からみたマンモグラフィ・超音波併用検診の人間ドックにおける意義と有用性[PDF]

マンモグラフィーサンデーを利用して乳がん検診を受けよう

マンモグラフィーサンデーの公式サイトの情報によると、乳がんの発生率は30代から増え始め、40代後半から60代前半にもっとも多くなるそうです。

では若いから安心、高齢者だから安心というわけではなく、20代でも発症する方はいますし、80代で発症する方もいます。

先にも前述していますが、乳がんは早期発見ができ、早期治療を行えれば、完治する可能性が高いといわれていますので、ぜひ定期的に検診を受けることをおすすめします。 忙しくてなかなか医療機関に足を運べないという人は、ぜひマンモグラフィーサンデーを利用して検診を受けましょう。

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