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乳がんかもしれないと気になったときの対処方法

初期の乳がんでは、しこり、乳房の微妙な変形、ひきつり、ただれ、へこみ、出血や異常な分泌物の発生などの症状が表れます。しかしながら、これらを目視や触るだけで発見する事は容易ではなく、自身で確認できる様になった頃には、既に早期の段階を過ぎるレベルにまで進行し、乳腺以外の部位にまで転移してしまっていると言う事も少なくありません。

これらの初期症状の共通点は、微妙な違和感が生じると言う点です。特に入浴時に鏡を使用した確認や、医師の指導の下行う自身での触診などを定期的に行っていれば早期発見も決して難しい事ではありません。

ここでは、日常のセルフチェックなどを通し、少しでも乳がんかも知れないと思った際に取るべき対処法や、その為に必要な知識などを紹介します。

大丈夫という思いは危険

乳がんに罹患してしまったケースで最も危険なのが、乳房に若干の違和感は感じるものの、自分は大丈夫だろうと思ってしまう事です。特にまだ若い事や、出産・授乳が終わった事、閉経した事などから、自分が乳がんになるわけがないと思っている方は多い様です。

しかしながら、早期発見がとにかく重要な乳がんは、早い段階から治療を開始する必要があり、この様な考え方が病状をさらに深刻な状態へ進行させてしまう事は言うまでもありません。

こう言った事態を避ける為には、とにかく乳がんに関しては先入観を持たない様心がけなければなりません。特に乳がんの罹患年齢は30代後半から40代が多いと言った話は頻繁に耳にしますが、だからと言ってそれ以外の年齢であれば大丈夫と言う事実はありません。

実際乳がんの罹患者は日本人女性の12人に1人と言われており、その年齢もバラバラです。また、中には男性の罹患者ですらごく少数ではあるものの存在する為、全ての女性が気を付けなければならない疾病である事は言うまでもないでしょう。

思い立ったらすぐに行動

少しでも乳房に違和感があったり、形に変化が表れたりしたら、とにかくすぐに病院へ行き検査を受ける必要があります。女性の中には、「心配になり検査を受けたら実際にはなんでもなかった」となってしまうのが恥ずかしい事だと思っており、検査へ行く事に二の足を踏んでいると言う方も少なくない様ですが、決してそんな事はなく、迷ったらとにかく安全策を講じるべきでしょう。

また、乳がんについて考える様になるのは自身の乳房に違和感が生じた時だけではありません。例えばテレビを見ていて乳がんの早期発見の重要性を実感すると言う機会もあるでしょう。その様な際に、取り合えず病院へ行き検査を受けてみると言うのもおかしな事ではありません。実際、自身は違和感を感じていなかったものの、試しに受けてみた検査で初期の乳がんが発見されたと言うケースは多く、早期発見の為にも有効な方法と言えるでしょう。

乳がんの検査を受けるきっかけは、必ずしも大きな出来事であるわけではなく、むしろ日常生活における些細な出来事をきっかけに試しに検査を受けてみると言うスタンスの方が正しいと言えます。その為、思い立ったらすぐに行動をすると言う事が、乳がんとの向き合い方として最も適切でしょう。

病院で医者に相談

乳がんに限らず重い疾病に罹患する時は、多くの人が未経験の状態です。その為、その疾病に関する知識が十分でない状態で罹患の疑いが生じるケースも少なくありません。この事は乳がんに関しても同様であり、その事から様々な不安を感じる事も少なくありません。

その為、乳がんに罹患しているかいないかに関わらず、何か不安な点があればすぐに病院へ行き医者に相談するのが良いでしょう。特に乳がんに関する正しい知識をネット上の情報などだけから得る事は難しく、より正しい知識を得ると言う意味でも医者に相談をし、その見解に従う事は大きな意義があります。

また、マンモグラフィー検査などの病院でしか行う事ができない専門的な検査を受ける際には、乳がんに関する相談をする事も可能です。特にマンモグラフィー検査は女性医師が行ってくれる事も多く、女性ならではの視点から相談に乗ってもらう事で、より大きな安心を得られるでしょう。

最近では社会全体として、乳がんの早期発見の為の取り組みがされています。例えば職場で加入する健康組合などでは、無料で乳がん検査を受ける事もできる為、制度を調べ、有効活用すると良いでしょう。

一方で自覚症状がない場合の乳がん検査は保険が適用されず、その事から乳がん検査を受ける事に二の足を踏んでいる方も少なくありません。しかしながら、自覚症状が出てしまった段階では、保険が適用されても既に初期の段階を過ぎている事もある為、手術などが伴えば膨大な治療費がかかってしまいます。保険が適用されなくても、マンモグラフィー検査は5,000円程度、超音波検査は4,000円程度でそれぞれ受診できる為、必ず自主的に定期検査を受ける様にしましょう。

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