診断から手術方法、術後の過ごし方まで、乳がんのすべてが分かるサイト
乳がんの外科手術「乳房切除術」「乳房温存術」の特徴やメリット・デメリットを解説。乳がんと確定された後、どのような対応が必要になるかを分かりやすくまとめました。入院が手術が初めてで不安、と言う人が、少しでも治療に対して前向きに臨めるように、基本的な知識をおさえておくようにしましょう。
外科手術2つの種類とは?
放射線治療は、原発病巣を直接治療する局所療法のひとつ。一般的に、局所癌の進行を食い止めたり、リンパ節へ照射して転移の予防したりとさまざまな方法で利用されています。ただし、放射線療法が適用とならないケースもあるので要注意です。その効果や適切なタイミング、副作用など気になる情報をまとめました。
全身への転移が疑われ、体のあちこちに散らばってしまった可能性の高い癌細胞に対して、抗がん剤を用いた薬物治療が行われます。薬物治療には、「術前薬物療法」と「術後薬物療法」という2種類の治療法があり、病気の進行具合やライフスタイルなどを考慮して方針が決定されます。
以前から行われていた抗がん剤による治療は、副作用が強く、抵抗を感じる患者さんも多くいます。そういった意味で、抗がん剤に比べて強い副作用が少ない「ホルモン療法」「分子的療法」は、画期的な全身治療と言えます。これらは薬物療法が、癌細胞に作用する仕組みや注意点を解説します。
薬物療法3つの種類とは?
治療方法は、腫瘍の大きさと部位、リンパ節や多臓器への転移の有無などステージによって異なります。大まかな治療の流れを、ステージごとにまとめました。
外科治療や放射線治療、抗がん剤を用いた化学療法やホルモン療法などは、健康保険の適用範囲内で行われる「標準治療」と呼ばれる治療法です。
しかし、標準治療であまり効果が得られなかったり、病状が進んでいる場合、または標準治療と他の方法を併用することでより治療効果を高めたい、という患者さんなどは、「標準治療」にかわる「代替療法」を選択するケースも増えています。
厚生労働省の調べによると、がん患者における補完代替医療の利用者は44.6%。そのうち95%以上が、健康食品・サプリメントを利用しているとされています(出典:※厚生労働省がん研究助成金「我が国におけるがんの代替療法に関する研究」より)。